乳癌を美しく治そう!~私の乳癌 再建の記録~ 

30代(子供は4歳)で乳癌を発症。ステージⅡの全摘出をした元ワーキングママが、納得した治療法を探して、美しく再建し、明るい人生を取り戻すまで…

乳がんと宣告された女性へのアドバイス

(続き)もし親友から「乳癌になってしまったの」と告げられたら…

投稿日:9月 27, 2017 更新日:

昨日の記事の続きを書かせていただきますね。

もし親友に、「どうしても手術したくない!」「おっぱいを失いたくない!」と言われたら…

乳癌の全摘手術を終えて、再建手術は、残るは乳頭移植のみとなった現在の私がアドバイスするとしたら、

「おっぱいを失った分、”必ず得るもの”があるから、適切な手術をして、恐れずに一緒にもっと人生楽しもうよ!」と、まず言うと思います。

再建した胸も、「慣れればどうってことない!」ってことも…!

 

乳癌と宣告された時は、私自身も人生のどん底、これ以上ないくらいの悲しみがありましたが、

それを乗り越えた今となっては、
「死に至る前に人生の軌道修正が出来てよかった!」と思えるようになりました。

乳癌になる前には、度々身体の不調がありましたが、それをずっと無視して、無理を重ねてきてしまいました。

また、仕事を辞めたいな、と思っていても、なかなか踏ん切ることが出来ませんでした。

乳癌となったことで、強制的に色々なことが整理されて、自分の本当に大切なもの(家族との時間、子供の成長を見守ることができる嬉しさ)を得ることが出来たような気がします。

また、出産してまったく本を読む時間を持てませんでしたが、乳癌になってからは、沢山の本を読むことが出来ました。

時間が出来たことで、平日にカフェでゆっくりコーヒーを楽しんだり、新しい友達が出来て、今まで出来なかったフラワーアレジメントや、ずっと気になっても放っておいた自宅のグリーンの手入れをしたり、クローゼットの整理をしたり…。クラシックのコンサートにも行けるようになりました。

今までおざなりになっていた子供との行事を、きちんと実行することが出来たことにも、とても満足しています。

七五三の着物を選んで、写真館で家族写真をとり、義理の母も一緒に神社へお参りへ行き、とても喜んでいただきました。

節分、ひな祭り、端午の節句や、七夕、クリスマス、お正月など、癌になるまでは仕事優先で、自宅では何もできませんでしたが、乳癌となってからは、季節ごとの行事を楽しむ余裕が出来ました。

私の場合は、乳癌となって仕事を休職することにより、”時間”を得ることが出来ましたが、

それ以外には、夫や子供達の愛情を再確認出来たとか
やっぱりこの仕事が好きだと改めて気付くことが出来、その仕事に就けていることに感謝することが出来たり、

今までは将来のため、と思って我慢していた貯金で自分の欲しかったものを買ったり、思いきって旅行にいけた!
ということがあるかもしれません。

 

手術したくないという気持ちは痛いほどわかるし、手術をしないで癌を治したという人の本や、ネットでの情報にすがりたい気持ちも本当によくわかるけれど、

腫瘍がある程度大きくなってしまった癌の進行は、突然、急激に大きくなってしまったり、予測がつかないことを自分の身を持って経験した、ということを話すと思います。

子育てをしながら、そして仕事をしながら、癌を消そうとするということは、私の個人の経験からすると並大抵の努力で済むことではありません。

自分としては最大限に、そして完璧に食事制限をしたり、体調管理の努力したとしても、すぐにそれに見合った結果が出るとは限りません。

代替医療にチャレンジしたとしても、1年以上癌と向き合っても消えるかどうかわからない。時間とお金をどう使うべきか、考えてみて欲しいことを伝えます。

そして、様々な免疫治療や、気功などに大金を使うならば、その治療法で治った人の割合を、きちんと最初に確認することが大事だということをアドバイスしますね。

 

これも私の経験から思うことなのですが、少しでも癌が小さくなった、癌が消えたという情報を聞いてしまうと、その治療法にすがりたくなってしまうのです。

しかし、その治療が自分に合うかどうかは、やってみないとわからないし、2~3ヶ月の治療ですぐに改善されることはありません。一年以上の時間を使うことが出来るか?その間の資金の余裕があるか、もポイントです。

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実際私が出会った、癌を消すことに成功した方々

実際、私が紹介されて訪れたことのある下北沢にある気功の先生は、色の波動を使って、癌を縮小に導きます。

その奥さまも施術を手伝っていらっしゃって、直接お話しを伺うことが出来たのですが、何年か前には、大腸に6cmもの癌があったそうです。

しかし、それがわかってからは、治療院のお仕事は一切やめて、ご主人の気功の治療を受けながら、家で3年くらい何もしないゆるゆるとした生活をしたそうです。

デパートなどでは沢山の波動を受けてしまうので、人が集まるところには絶対行くな、と先生から言われたので、忠実に守ったそうです。

その後、6cmあった癌は消え、現在のように元気になった、と話してくださいました。

こちらの医院をご紹介してくださった方も、血液検査で癌の疑いがあるとわかり、慌ててこちらで治療をし、今では問題が無くなった、ということで、教えてくださったのです。

また、ご結婚はされているものの、出産をされていない女性が子宮癌になってしまい、どうしても子宮を摘出したくなかったので手術はせず、

高濃度ビタミン点滴を集中的に打つことで癌を消すことが出来た、という女性も、ある方からご紹介していただき、ランチをご一緒させていただいたことがあります。

そして、そのお話に勇気をいただき、同じクリニックで週に2回の高濃度ビタミン点滴をし、癌の縮小を目指したこともありました。

当初2.5cm程度あった腫瘍が、1.5cm程度まで小さくなって、大喜びしましたが、ある時期からはぴたりと縮小スピードが止まってしまいました。

週に打つ回数を増やすことも当初考えましたが、ビタミン点滴は1回25,000円(税別)。費用もかさみますし、点滴をする腕も痛くて痛くて、何ヶ月も続けるのは私には無理でした。

癌の進行を抑えるという意味では、高濃度ビタミン点滴は効果があると思いますが、数ヶ月程度で癌が全て消えることは、正直難しかったですし、続けると身体が慣れてしまって、最初ほどの効果が無くなってしまったようです。

このように、癌を消した何人かに実際お会いして、お話を伺うことが出来ましたが、実際この治療を受けた人のうちの、何パーセントが癌を消すことに成功しているのか?

その部分を確認することは、すっかりと頭から抜けおちていました…。仕事では、費用対効果を丁寧に検証し、管理、実行していたというのに!

実際試して、費用以上の効果が望めるのであれば、勧めたいところなのですが、色々な治療法を試してみた私自身の経験からすると、子育て中で時間がなく、自分のことだけにストイックに療養、もしくは治療することが難しいママにおいては、

早めにすっきりと全摘をして、お金をかけて綺麗に再建をすることを勧めるかな、と思います!

再建方法についてのことや、その後の妊娠についてのことなども書きたいのですが、

すみません、また思った以上に長くなってしまいましたので、また明日、続きを書かせていただきますね!

(続き2)もし親友から「乳癌になってしまったの」と告げられたら…


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