乳がんの早期発見を目的にした取り組みなのか、郵便局の待合室にふいにおかれた乳房の模型。
そういえば、ずっと昔もどこかで見たことがあったなぁ。人間ドッグの病院だったかな?
その際は、興味本位でさわってみたものの、まさか自分が乳がんになるとは思わず、「へぇ~こんな感じなんだ~」なんて、気楽に思って終わってしまいました。
あの時から何年か経って、乳癌ステージⅡの宣告をされたわけですが、この模型での感触を全く覚えておらず、当時はしこりを自分でさわっても、いまいち現実味がありませんでした。
しかし、病院で2cm位に成長した乳がんのMRI画像を見て、自身でさわってみると、確かにあるんです、しこりが!!
「自分の胸に乳がんがあるわけがない!」と思っている時と、
「乳がんがあります」と宣告されてからでは、自分でさわる感触の違いが出てくることを、この模型を見て思い出しました。
セルフチェックって、結構難しいですよね…。
今日は、昔に漠然とさわっていた時と違って、実際自分の胸にあったしこりの感触と比べてみました。
さて、この模型の精度はどのくらいかしら…??

郵便局の待合スペースで突如見つけた!早期乳がん発見用の乳房の模型

乳がんの触診モデルは、4種類の乳がんがさわれます!
乳がん触診モデルには、
1.「えくぼ症候を伴うがん」
2.「皮膚陥没を伴うがん」
3.「線維腺腫(せんいせんしゅ)」
4.「乳腺症」
の4つの乳癌の状態が再現されていて、それぞれさわり比べることが出来るのですが、私の乳がんのしこりに一番近かったのは、3の「線維腺腫」でした。
大きさも同じくらい(2cm)なんじゃないかなぁ。
まん丸ではなくて、ひらべったい感じと、胸の中で動く感じ、そして固さ加減が、とってもよく似ていましたよ!!
この部分においては、この模型、うまくできてますね!
それにしても、1.「えくぼ症候を伴うがん」と、2.「皮膚陥没を伴うがん」は、やっぱりわかりにくかったですね~。
この模型を、乳がんと宣告されるずっと前にもさわったことがあったのに、自分の胸のしこりには、まったく気付けなかったなぁ…。
この模型のような「しっかりとしたしこりは無いから大丈夫」
「皮膚のひきつれや、えくぼも無いから大丈夫」
と、乳がんと宣告される以前の私は思ってしまっていましたので、
セルフチェックだけで安心してしまわないで、1年に1回など、定期的に乳がん検診をすることが本当に必要だな~と、身にしみて感じた日でした。
最後までお読み頂きありがとうございました♪
ポチっと応援していただけましたら励みになります!
↓↓↓

