先日、半断食の記事を書いていてふと、身体にいいお味噌の選び方について、そういえば乳癌になる前は知らなかったな~と思ったことがあったので、今日はそのことについて書かせていただきますね。
私自身、病気になるまではさほど意識していなかったのですが、スーパーで売られているお味噌のほとんどが、酵母菌が死んでしまっているもの だということはご存じでしょうか?
手軽で便利な”だし入り味噌”などは、加熱処理されており、酵母菌は死んでしまっているのだそうですよ。
国立がん研究センターの調査では「味噌汁の摂取が多いほど、乳癌になりにくい」という研究結果もあるそうですから、もう既に乳癌にかかってしまった私も、再発防止のために、最低でも朝晩の2回は、必ず食卓に並べるようにしています♪
お味噌汁は、野菜や、ミネラルたっぷりの海藻類、お豆腐などのたんぱく質も同時に取れる万能食。
今日は、健康を取り戻すためのお味噌選びで重要なポイントをご紹介させていただきますね。
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お味噌を選ぶ際の重要なポイント!
お味噌は本来、その製造される蔵に住み着いている麹菌(酵母菌・乳酸菌)を利用して発酵を行います。
しかし近年、工業化が進み、コスト削減の目的があるのか人工的に合成した酵母を加えて、発酵のスピードを早めさせるようなお味噌も出てきているそうなのです。
また、加熱殺菌処理されたものや、アルコールで発酵を止められたものも、多く出回っています。
加熱されていれば、味噌に含まれている酵素や栄養素、麹菌も死滅してしまいますから、購入時はお気をつけくださいね。
一度、普段お使いのお味噌の成分表を、チェックされてみるといいかもしれません。
★加熱殺菌処理されたお味噌の見分け方
まず、出汁(だし)入り味噌は、全て加熱処理をされていますので、出汁(だし)入りと書かれた表記のお味噌は避けることが重要です。
加熱処理をする理由は、味噌の中の酵素によって出汁(だし)の成分が分解されてしまうからなのだそうです。
★アルコールで発酵を止められたお味噌の見分け方
お味噌の原材料名の表示をみると、「大豆、麹、塩、酒精」と書かれているお味噌があります。
この“酒精(しゅせい)”というものが、一見身体に良さそうに見えますが、醸造用の発酵アルコールで、食品添加物なのです。
アルコール、エタノールと書かれていることもあります。
アルコールを加えることによって、発酵が止まるため、容器は密閉されたものでも問題ありません。
袋入り、だし入り、インスタントなど、安価なお味噌に使われることが多いそうです。
よって、こうじ菌や乳酸菌が生きている、身体にいいお味噌を選ぶ際のポイントは、
まず原材料は、「大豆・米麹(麦麹)・塩」の3つであるかどうか?(余計なものが入っていないものが良い)

原材料名は、大豆、米、塩のみが、いいお味噌のポイント!
また、大豆も遺伝子組み換えではない、国産のものを選ばれるといいと思います。塩も国産だと尚良いですね!
また、酵母は発酵により炭酸ガス(二酸化炭素)を発生させるため、密封したパッケージでは容器が膨張してしまいます。
よって、お味噌の容器に小さな穴(バルブ/空気弁)があること、そして発酵が進まないように冷蔵で管理されているお味噌を選ぶことが、ポイントですよ♪

この透明フィルムのような丸い穴わかりますか?これがバルブ(空気弁)です。
出汁(だし)も必ず無添加のものを!
そして、せっかくいいお味噌を選んだとしても、お出汁に添加物が入ってしまっては、意味がありません。
昆布やかつおぶしなどを煮出してお出汁が取れれば一番いいのでしょうが、私も普段はなかなかその手間が取れず、出汁パックのようなものを利用してしまっています。
しかし、こういった出汁パックでも、添加物がないものが出ていますので、出来ればそういったものを利用されるといいと思いますよ。
決して、味の○社の製品などには手を出さないようにしてくださいね。
私が選んだ “活きたお味噌” ベスト3をご紹介!
スーパーでお味噌を買おうとすると、あまりにも多くの商品が並んでおり、「結局、何を選んだらいいの?」と迷ってしまうことも多いと思います。
そんな方のために、私が成分表や、製造元のHP、WEBの口コミなどをチェックした上で、普段選んでいるお味噌を、ご参考までにご紹介させていただきますね。
1位 海の精 国産有機玄米味噌
国内の契約農家で有機栽培した、非遺伝子組み換えの丸大豆と玄米を使用。
また、塩は伊豆大島で海水から直接生産した無機成分豊富な国産の伝統海塩「海の精」を使用しています。
そして、仕込水には秩父山系城峰山頂付近より湧出するナチュラルウォーター(神泉の名水)を使用という徹底ぶり!
昔ながらの木桶を用い、加温速醸せず、じっくり発酵・熟成しているそうです。
加熱処理をしていない生仕上げで、味噌を発酵させた酵母菌や乳酸菌と、それらが生み出した酵素がそのまま生きています!
海の精ブランドは、他の商品も、国産原料で、添加物無しのとてもいい製品を出している会社です。信頼できるメーカーだと思います。
少々お値段がはりますが、私は他の調味料などと楽天のスーパーセール時にまとめて購入することで、10%や、15%引きで購入していますよ♪
2位 すまいるしぃずのおみそ
日本でも成功している農家はごくわずかしかいないという究極の農法「農薬不使用・肥料不使用」で作られた黒大豆・米のみを原材料としており、塩は国内では唯一、半世紀ぶりに天然麹菌仕込み味噌を復活させたというこだわりのお味噌です。
このお味噌は、こちらの記事でもご紹介させていただきましたが、半断食をはじめる際に、はじめてスマイルシーズマーケットを訪れて、お店の方にスプーンで試食をさせていただいたのですが、
白味噌の方なんかは、まるでスイーツのように美味しくて、その場で購入してしまいました!野菜スティックにつけて食べた懐かしの味です。
お豆腐の上にちょこんとのせたりするだけで、立派な1品に仕上がりますし、青菜の胡麻和えを作るときにも、このお味噌を少し入れると、やわらかい味に仕上がります。
子供もお気に入りですよ♪
3位 山印醸造 昔ながらの天然醸造無添加
原料は、遺伝子組み換えではない国産大豆100%、国産米100%を使用し、酒精などの添加物を使わず仕上げた天然醸造の無添加味噌です。
伝統に培われた技が醸し出す、深いコクと味わいを家庭で手軽に味わえます。
生協でたまたま見つけたお味噌なのですが、コストパフォーマンスがいいので、最近はもっぱらこちらのお味噌です!
生協の会員さんの口コミで、わざわざメーカーに問い合わせをしてくだっさった方がいらっしゃり、加熱処理もせず、菌が活きていることを確認してくださいました。
生協(コープデリ)だと、20%増量のタイミングがあり、750g+150gで、税抜きで328円。安い!
味噌炒めや、味噌煮込み、焼きおにぎりなど、加熱する料理の時は、こちらを使うようにしていますね!
コクとほどよい甘みもあって、とてもおいしいです♪
生協に入られている方は、是非チェックしてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
お味噌といっても、本当に沢山の種類がありますので、楽しみながら、身体にいいお味噌を選んでくださいね♪
また、お味噌の酵素や栄養素、麹菌は、48度の熱で死んでしまうのだそうですよ!(なので煮立てたお味噌汁はNG!)
そこで、次回の記事では、クリニックで教えていただいた「酵素が死なないお味噌汁の作り方」をご紹介させていただきますね。
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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