乳癌それも全摘出と診断された時の、あの茫然とした瞬間は、今でもよく覚えています。
このブログを検索して訪れてくださった方も、同じような悲しみを抱えて、必死で治療法を探していることでしょう。
私は医療関係者ではないため、すべての治療法において「これで治る!」とは断言は出来ませんし、また、どの選択が正しかったのか、今となってはわかりませんが、
ひとつ言えるのは、「無駄な経験は一切なかった」ということ。
私の場合は、全摘出と診断されてから癌摘出の手術をするまで、1年半もの時間をかけてしまいましたが、もし全摘出の宣告をされたあの日に遡り、「2週間後にすぐ手術しましょう」という先生の提案を承諾できるか?と考えてみたら、やはり、すぐに決断はできないと思います。
また、すぐに手術をしていたら今よりもメリットがあったか?と問われれば、様々な治療法を試すための時間と費用は正直ここまでかからなかった、ということは挙げられます。
また、脇のリンパの転移を防げ、抗がん剤を投与しないで済んだかもしれません。
しかし、これまでの様々な経緯がなければ、手術を受けることに心底納得し、今日の晴れ晴れとした気持ちも持てなかったと思います!!
私と同様、身体にメスを入れることに、強い抵抗感と不安を感じていらっしゃる方に、私が試した切らない治療法をご紹介するのと同時に、手術をしない治療には、大変な節制と時間がかかる、ということもお伝えしたいと思います。
私のように2cm程に大きくなった腫瘍の進行具合は、初期に比べて速いスピードになるようで、なかなか消すことは容易ではありませんでした。
また、手術によって、後遺症がひどいのではないか?綺麗に再建出来ないのではないか?とご心配される方には、私の治療経緯を読んでいただき、やみくもに手術を恐れないで欲しいな、と思います。
早めに癌の摘出手術をすることを決断し、再建の方に時間とお金をかけることによって、今以上に美しい胸を作り上げることも可能なのです!
このブログでは、すべて私自身が病院へ足を運び、聞いたお話や、試した治療法を掲載しています。
皆さんにリアルな情報をご提供し、それを有効に活用いただいた上で、ご自身で納得した治療を受けられることを願っています。