乳癌を美しく治そう!~私の乳癌 再建の記録~ 

30代(子供は4歳)で乳癌を発症。ステージⅡの全摘出をした元ワーキングママが、納得した治療法を探して、美しく再建し、明るい人生を取り戻すまで…

再建手術(乳輪・乳頭)について

乳癌 実際の乳頭移植(再建)手術 当日の流れや痛みについて

投稿日:

年末に、乳頭移植の再建手術を受けてきたことを書かせていただいたのですが、

乳癌 乳頭の移植 再建手術を受けてきました!

当時、痛みでもだえていたこともあったからか、うっかり記事をUPし忘れていたようです…失礼いたしました!

これから乳頭の移植を考えていらっしゃる方のためにも、時間が経ってしまって申し訳ありませんが、UPさせていただきますね。

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乳頭移植 再建手術の当日について

さて、実際の手術ですが、

お化粧を落とす必要もなく、自分が履いてきたショーツはそのまま、アクセサリー類を全部外し、髪をヘアキャップの中に全部まとめて、

上を肩の部分だけボタンで外せるようなワンピースに着替えて準備完了!

自分で手術台に登りましたよ。

 

ここまでは、一度エキスパンダーから、シリコンに入れ替えた手術でも経験がありましたので、特に緊張も問題もありませんでした。

看護婦さんも、いつも担当してくださる顔なじみの看護婦さんが一人ついてくれていましたので、落ち着いていられましたね。

 

実際の手術が始まると…

手術台に寝た後は、顔をお風呂で使うプラスチックの椅子みたいなもので塞がれて(本当にバスチェアなんじゃないかと思います!)

真ん中のぽっかり空いた小さな穴から外が覗けるような状況で、手術がスタートしました。

看護婦さんは三人くらいだったでしょうか。

身体を消毒したり、手早く準備がされて、ブルーの手術用のビニールのようなものを被されました。

そして、いよいよ先生がいらっしゃいます。

「最初の麻酔だけ痛いですが、あとは大丈夫ですよ」

と言われ、胸に麻酔の針が刺さると、これが予想以上の超激痛!

「イタタターー!!「ギャぁぁー!!」
とさけび声をあげるぐらい痛かったです!!

先生も、

「痛いー!!って声出してくださいね!その方がいいです。もう少しで終わりますからね」

と言われ、お言葉に甘えて、ギャーギャー言ってました。そして、目尻から涙が…。

親知らずを抜いた経験のある方はご存知かと思いますが、

麻酔の注射をする際、その麻酔の注射自体の痛みを軽減するために、幹部に麻酔を浸した脱脂綿みたいなものを挟まれて、それから注射をしますよね?

しかし、今回は、麻酔の注射をダイレクトにガツーンと打たれた感じです!

これは痛かったなぁー!

局所麻酔のため、手術中の意識があるのですが、

「痛かったら、麻酔を足しますので、遠慮なくおっしゃってくださいね」

という言葉が、ぎゃくに怖くて、痛みがいつ走るんじゃないかと、ドキドキ、身体もガチガチになってしまい、

手術自体は短時間でしたが、息を吸うのも怖いほど、硬直していました。

バスチェアの穴から外が覗けるのですが、あまりにも怖いので、全然のぞけません。

切ったり、縫ったりしている間は、先生の息遣いが聞こえるだけ。

看護婦さんも、一言も言葉を発さず、見守っているようです。

麻酔中が効いて、実際の手術においては痛みはなかったのですが、

「ああ、今縫ってるのかな…」
「血を拭いているな…」というのが、なんとなくわかります。

今までは、手術中はあれこれ看護婦さんとやりとりするものだと想像していましたが、

今回の手術では、全くの無言で、ひたすら先生は集中して手術してくださいました。

時間にして15分くらいだったそうですが、すごく長く感じました。

手術後が終わって…

手術が終わった後、自分で立ちあがって、リカバリールームに行くのですが、あまりにも緊張して怖かったので、背中が汗びっしょり。

たらーっと垂れるくらいの汗をかいてて、自分でもびっくりしました!

私はメスで切るとか、血とか、そういったことが極端に嫌いなので、怖くてガタガタ震えてしまいましたよ。

手術後すぐは、麻酔のお陰か、まったく痛くはありませんでしたが、何しろ怖かったです。。。

手術後の状態、痛みについて

着替えたら、特に休む暇もなく、看護婦さんから、今後抜糸までの注意点の説明がありました。

「お風呂は下半身のみで、患部を絶対濡らさないこと。また絶対テープを取らないように」と厳重に言われました。

また、抗生剤と、痛み止めのボルタレン、そして痛み止めによって胃があれることを防ぐための消化性潰瘍剤が処方されました。

 

痛み止めに関しては、

「結局飲まなかった、って人もいるくらいなので、必要じゃないかもしれませんよ」

と、言われていたので、安心しきっていました。

自宅にも、再建手術をした際にいただいた予備のボルタレンがあるし、自宅に帰るまでのちょっとの間だから大丈夫だろう、なんて思い、患部の痛みも無いので、友人と食事へ行ったんです!

 

そして、手術してから、4時間くらいたった食事中、少しの違和感と共に、じーんとした痛みが出始めましたが、

「麻酔が切れてきたかな~」なんて思う程度で、まだ余裕がありました。

クリニックでいただいたボルタレンを1錠を、ここで飲みました。

 

しかし、術後6時間くらいたったら、ズキンズキンと超~痛いんです…。

痛み止めとしていただいていたのは、ボルタレン1錠だけだったのですが、これだけでは私の場合足りず、痛みが酷かったので、緊急用の先生への直通電話に、電話をかけてしまいましたよ!

この電話番号にはなるべくかけないように、大事にしなきゃ!と思っていたのに。

「先生、すごく痛いので、もう追加の痛み止めを何か飲んでいいですか?」

と相談してしまいました。

15分程度の手術とはいえ、帰りに友達と食事をするなど、ちょっと軽率な行動でしたね…。

もちろん、アルコールなどは飲んでいませんよ。

食事も、サラダと、パスタと、ちょこっと煮込み料理を食べたくらいで、すぐに帰宅したのですが、

帰宅後は、先生の指示通り、慌てて自宅保管のボルタレンを追加で飲みました!

 

乳頭移植に関しては、あまり痛みを感じない方が多いようなのですが、私の場合は、健側の胸も、再建して移植した側の胸も痛くて、かなり辛かったです。

当日は、痛くて仰向けに眠れず、横を向き、胸をくるむように身体をまるめて眠りました。

ボルタレンの追加により、耐えられないほどの痛みは軽減されてきたものの、時折、乳頭を切った方の胸に、チクチクっと強めの痛みが走るため、

「イテッ!!」と声をあげてしまい、怖くてあまり眠れませんでした。

よって、私の場合は、かなり痛みが強く出るタイプだったようですが、念のため、もし今後手術を受けられる予定の方は、

痛み止めのお薬は、余ってもいいから、多めに処方していただくことを強くおすすめします。

そして、「術後、痛みも全然平気だわ~」と思っても、私のように急に痛みが出てくることも考えられますので、当日はまっすぐお家に帰りましょうね(笑)

翌日の身体の状態については、続きます。


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