乳癌の全摘手術と、その後に行った乳頭の切除手術が終わり、
再度縫い直していただいた乳輪の下の傷口も抜糸し、落ち着いた頃の写真を1枚撮っていましたので、ご紹介させていただきますね。
(両方の胸を紹介するのは、少し抵抗がありましたので、身体半分になっていることをお許しください)
テープは、防水タイプのものではなく、マイクロポアテープに変わりました。
このテープは、お風呂へ入る時も外さずに入れて、かぶれることもなく、とてもいいテープでしたよ!
傷口を綺麗にするために、この写真を撮った後くらいから、再建の病院の先生から教えていただいた独特な方法で、傷を綺麗に治すために、テーピングをしはじめました。
詳しいテーピングの方法は、下記記事をご覧くださいね。
エキスパンダーに水を追加で注入したので、しっかりと固定されてきて、腫れも少し治まったようです。
中にエキスパンダーが入っているかどうかは、外からはわかりません。
皮膚の色見などが、健側と比べて、不健康な色になるかな、と思いましたが、ほとんどかわりませんでした。
自転車などにも乗れるようになった頃です。

エキスパンダーの中に水が少ししか入ってないからか、垂れた胸に見えますね!
胸の下のお腹のあたりや、胸と胸の間のしみは、手術直後につけられた包帯を留めるための、テープかぶれの跡です…。
ここから、7ヶ月かけて、生理食塩水を少しずつ注入し、胸の皮膚を伸ばしていきました。
綺麗にシリコンに入れ替えるためには、
最低でも8ヶ月エキスパンダーを入れ、十分に皮膚を伸ばす必要がある、と、再建の病院で教えていただきましたが、
この時点で1ヶ月経っておりますので、私の場合は、ちょうど9ヶ月エキスパンダーを入れた後、翌年の1月にシリコンに差し替えるという再建手術に移った計算になります。
十分に皮膚を伸ばしていないと、皮膜拘縮がおきてしまうこともあるそうです。
皮膜拘縮については、下記の記事をご参考にしてください。
抗がん剤治療中はお休みしましたが、
全部で、5回くらい、エキスパンダーの水を注入しに行きましたよ。
そして、手術した方の胸側の腕が、完全に上がるようになったのは、1ヶ月と17日目でした。
まだツッパリ感はありますが、手術する前は、腕が上がらない、などの障害が出るかと心配しておりましたので、上がるようになってほっとしましたね。
手術をした病院で教えていただいた体操も、1日1回、真面目に実践し、
私の場合は、リンパを全て取らずに済んだことも、理由としてあるのかもしれません。
この頃は、子供の保育園の遠足があったり、子供が体調を崩すし、自分自身も子供の溶連菌がうつってしまったりで、バタバタしていました。
最初は、溶連菌のせいだとわからず、やけに足の付け根が痛いし、腰も痛いな~と気になっていて、でも熱が出ることもないし何だろう…?と思っていたのですが、
小児科の先生に、溶連菌は、大人でも体調が悪かったり、免疫が弱い時にうつることもありますと聞き、検査を受けたら、バッチリ陽性でした!
咳も出ないし、熱も出ないので、なかなか原因がわからない大人も多いそうです。
胸の方や、傷口に影響が出ないか、ヒヤヒヤしましたが、
薬を飲んだら、すっかりよくなりました。
エキスパンダーの違和感は、引き続きありましたが、
どちらかというと、脇の下のもっと下(脇っ腹)の方が痛かったです。
この後、抗がん剤治療をスタートするまでは、特にトラブルもなく、身体も少しずつ回復していきましたよ♪
最後までお読み頂きありがとうございました♪
ポチっと応援していただけましたら励みになります!
↓↓↓

