オリンピック見てますかー?
私は普段、テレビもスポーツにも、さほど興味がないのですが、フィギア男子の羽生結弦選手だけは見たくて、そうしたら他の競技も色々が気になってしまい、連日テレビにかじりついています!
宇野昌磨選手も、ひたむきなマイペースさがあって、可愛いですよねー!
おふたりとも外見は可愛らしいのに、内にもの凄く熱いものを秘めていて、これまでの大変なご苦労を想像するに、演技を見ながら、うううっと、涙してしまいました!
人間がここまで懸命に自分の使命に取り組む姿は、羨ましくもあり、普段のゆるい自分の生活を反省してしまいます!
私も頑張らなきゃ…!そう思った方も多いのでは?
また、羽生選手に至っては、荷物や日本国旗に対する丁寧な扱い、リンクを去る際に一礼するなど、
礼儀や、振る舞いも素晴らしく、子供を育てる母親としては、しっかり見習って育てなくては、と感じてしまいました。
あれだけの偉業を成し遂げても、決して表に出てこない両親にも尊敬です。
私なら、ぜったいリンクのそばにいって、声援を送りながら、国旗を振ってしまいそうですもん!(笑)
さて、オリンピックのおかげで更新が滞ってしまい、申し訳ありません!
移植再建手術をして約2カ月。抜糸をしてからは約1カ月で、乳頭の完成具合を見ていただくために、再建の病院にて診察を受けてきました!
移植で乳頭を縫い付けていただく際に、乳輪が少し小さくなるそうなのですが、
私の場合は、乳輪の半分に入れたタトゥーの色もしっかり入っているし、左右差もそんなになかったので、先生に診ていただき、追加でタトゥーは入れないで済むことになりました。
今のような寒い時期は、健側の乳輪も縮みますので、その縮んだサイズに合わせておいていいのかな、と思います。
タトゥーを入れる際は、痛みはほとんどないのですが、もうドキドキするのが嫌だったので助かりましたよ…!
タトゥーは、お風呂で洗ったり、皮膚の新陳代謝によっても、2〜3年でどうしても色が薄くなってきてしまうそうなのですが、
1年に一度、必ず定期検査で伺うことになるので、その際に相談し、必要に応じて、タトゥーのメンテナンスもしていければな、と思っています。
この日は、乳房再建の完成として記録用の写真を撮影をしていただいた後、先生に違和感がないか、心配ごとはないか、などの問診もありました。
「左胸に比べて、再建した右胸が、少し下に位置してるのが気になっている」ということを伝えると、今後どうしても上に上がってくるそうなので、このくらいで丁度いいのだそうです。
他の看護婦さんにも同じことを言われたので、そういうものなのでしょうね! 様子をみていこうと思います。
鏡の真正面に立って、よーく見比べてみないとわからない位の差なのですが、つい、完璧に戻ることを期待してしまって…!
それ以外については、ひきつれ感もないし、違和感もないし、不安材料は、もう何もありません。
しいてあげるとすれば、やはりリップリング(シリコンインプラントのふちや、脂肪が少ない場所に見られるしわやへこみ)が気になる、ということでしょうか。
これについては、脂肪注入によって改善することが可能なのですが、
この脂肪注入が保険適用になるかもしれない、という情報を読者の方よりメールで教えていただきましたので、(本当にその節はありがとうございました!)
このタイミングでやっと先生に相談することが出来ました!
この内容については、長くなってしまいますので、また後日改めて書かせていただきますね。
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今後の乳頭のお手入れについて
移植した乳頭のお手入れについては、もうドーナツ型のスポンジはつけなくて大丈夫ということでした。
もうこの時期になれば、乳頭が埋もれて無くなってしまう危険性も無くなるそうです。
一日一回、お風呂の湯船に入った際にでも、乳首をつまんで、もう少し出てくるよう、マッサージするようにと教えていただきました。
私の右胸は全摘していて、中身はシリコンなので感覚が全く無いかと思っていたのですが、
「移植した乳頭をつまむ際には感覚があって、少し痛むんです」と看護婦さんにお話すると、
「乳頭移植をした際に、神経も一緒に移植しているので、感覚が戻ってくることは自然ですよ」と教えていただきました。
神経も移植していただなんて!
あんな短時間の手術で、切って縫い付けただけではなく、かなり高度なことをやっていただいてたのですね!
神経をどうやって繋いだのか、詳しいことは気持ち悪くて(私はこの手の話に弱いのです)聞かなかったのですが、うまく繋がってれば、それに越したことはありません。
全摘手術をする前までは、胸の感覚がまったく無くなると、聞いたり、読んだりしていましたが、
実際、手術し終わってみると、私の場合は皮膚の表面の感覚があって、健側とほとんど変わらないくらいにまで、回復してきています。
説明が難しいのですが、胸を全体的に触る感覚はバッチリあります。
しかし、部分的にちょこっとだけつねるような感覚は、まだちょっと鈍い個所があります。
乳輪にある傷跡のお手入れについて
乳輪の半分と乳頭の切除をしていただいた際に出来た傷について、手術をしていただいてから今年の4月で約2年が経ちますが、
私の場合はまだ赤みがまだ残っており、その部分に小さく長方形に切ったテープを2枚重ねて貼っておくよう、指導していただきました。

移植した乳頭は、こんな状態になってきました。
テープは、傷跡を綺麗に治すためのいつものこの↓テープです。
このテープは、お風呂に入る際も、2〜3日そのままにしていても、全くかぶれませんので、助かっています。
また、どうしても傷のはじっこの部分に、ゆるく段差が出来てしまっているのですが、保湿クリームを根気よく塗りながらマッサージするように、と言われました。
保湿クリームは、ヒルドイドクリームがおすすめです。
私の場合は、手荒れでも皮膚科で処方していただいているので、それを一緒に使ってしまっています。
看護婦さんによると、もし、どうしてもこの傷跡の段差が気になるようだったら、この部分だけ再度切って、縫い直すこともできるとのこと!
でも、私はもう局部麻酔で、意識がある時に切ったり縫ったりしていただくのが怖いので、少し皮膚がよれても、もういいかな…という気持ちです。
乳房再建の終了にあたって
先生が笑顔で、「はい、IRISさん、あとは来年の1月に検診でまた来ていただくことでOKですよ」
といわれたら、あまりに嬉しくて、先生と握手してしまいました!
そして、「ああ、本当に長い道のりだったな…」と、じーんと来てしまいました。
再建の先生には、ずっと渋っていた全摘手術をする決心をさせていただき、本当に感謝しています。
私の場合は、こちらのクリニックに伺ったのは、全摘手術をした後ではなく、全摘手術をする前に、
どう再建できるか? どの程度まで元に戻せるか?
を確認したくてカウンセリングに伺いました。
この時に、「この先生だったら、信頼して綺麗に戻してもらえそう!」と思い、全摘手術をする決心が出来たのです。
実際は、完璧に前の状態のままに戻せた、とまではいかないものの、再建の技術がここまで進歩していることには、驚きました!
極端な話ですが、お金さえあれば、いくらでも手を加えて、理想に近づけることが出来ます。
感覚や、違和感は、手術する前に想像していた以上に自然で、意識しなければ思い出すこともないほど。
このことには非常に救われました!
お会計を済ませると、気持ちも晴れ晴れとして、
「やった〜!」とジャンプして、スキップして家に帰りたいくらいでした♪
↓こんな感じ!
これで、私の再建に関する通院記録は、一旦区切りがつきますが、脂肪注入のことなど、先生から伺ったお話がありますので、引き続き、情報共有させていただきますね。
まだ、フィギアの女子と、カーリング女子が気になりますが、頑張って更新したいと思います!(笑)
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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