乳がんの手術や、抗がん剤の副作用などの後遺症も無くなり、乳輪、乳頭も含めた再建手術がひと段落して、ふと気になったのは、
「いつか、このインプラントを交換しなきゃいけない」ということ。
シリコンは、一体何年くらい持つのか?
そして、その入れ替えの時期はいつ頃になるのか?
シリコンインプラントの寿命が気になったので、診察の際に看護婦さんに相談してみました。
この何年かで、全摘手術、再建手術、乳頭の移植手術と、手術を立て続けに受けてきたので、もう当分手術はしたくないんですよね!
手術費用のことも、何年後に用意しておけばいいのか、心構えとして知っておきたいと思いまして…。
私が入れたシリコンは、健康保険の適用の、コヒーシブシリコンと言われる、グミのように液体が漏れ出たりしない、安全性の高いものなのですが、
看護婦さんのお話によると、やはり個人の体質の違いによって、約10年くらいで、胸がボール状のように固まってきてしまったり、
痛みが出てきたりする、「皮膜拘縮」になってしまう方も、少なからずいらっしゃるそうです。
このような状態になった場合は、10年も待たずに再手術することもあるとか。
その一方で、10年以内に問題が無ければ、その後、15年、20年とそのままで大丈夫な方もいらっしゃるそうで、一概に何年間は大丈夫!というハッキリした目安は無いんだそうです。
そのため、1年に1度、毎年必ず定期診察をしていただいて、その都度、先生にシリコンと胸の状態をご相談することになりそうです。
この先、死ぬまで胸のメンテナンスをし続けていかなくてはならないのは、かなり面倒ですが、
自分の身体と精神を酷使して、乳がんを発症させてしまった私のようなタイプは、
毎年、一年に一度、自分の体調や人生を振り返り、反省するいい機会にもなりますし、自分の身体を大事にすることに繋がるので、まあいいのかな…。
先生には、やわらかさと綺麗さを保つためには、沢山運動して、インプラントが入っている胸を適度に動かすことが必要と言われておりますので、
固くなってきてしまわないよう、姿勢をよくして胸をはったり、腕をまわしたり、お風呂でマッサージしたり、日常生活でもなるべく動かすように気をつけたいと思います。
乳がんは、手術してハイ終わり、とはならないのが、辛いところですね。
おばあちゃんになって、反対側の胸が垂れてきたころ、下垂したような形のインプラントも出てきたりするのかな?
その頃でも、面倒くさがらず、綺麗でいよう!という気持ちを持っていられればいいなあ〜と思います!
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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