乳癌を美しく治そう!~私の乳癌 再建の記録~ 

30代(子供は4歳)で乳癌を発症。ステージⅡの全摘出をした元ワーキングママが、納得した治療法を探して、美しく再建し、明るい人生を取り戻すまで…

ホルモン治療について ホルモン治療の副作用

乳癌 ホルモン治療に”慣れる” はあるような気がします。ホルモン剤を飲んで1年が過ぎて…

投稿日:11月 30, 2017 更新日:

いよいよ明日から12月ですね!

今年もあと1ヶ月だなんて……!

2017年は、年明け早々に、シリコンインプラントへ入れ替えるための再建手術をし、半分失った乳輪部分にタトゥーを入れたりと、乳癌手術のメンテナンスも多くありましたし、

4月には子供の新入学もあり、その準備に追われたり、夏休みにキャンプへ行ったり、旅行へ行ったり…沢山のことがあって思い出せないくらいです!

それだけ今年は充実していたのでしょうね。よかった!

あと1ヶ月のラストスパート期間には、乳頭の再建(移植)手術と、1年に1度のPET検査を控えています。

子供の漢字練習もなかなか進まないし、冬休みの予定も立てないといけないし、大掃除もしなきゃだし…!

年末まで忙しくなりそうですが、お互い頑張りましょうね♪

さて、早いもので、抗がん剤治療を終えてから、約1年と3カ月が経ちました。

…ということは、抗がん剤治療を終えたと同時に再スタートしたホルモン治療(私の場合はトレミフェン錠を1日1回飲む)からも、1年3ヶ月経った計算になりますので、

1年を過ぎての体調の変化や、副作用の軽減があったかなどを、記録として残しておきたいと思います。

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ホルモン治療をスタートしてから1年が過ぎて…

ホルモン治療は、実際は、全摘手術をする前の期間から飲み始めていたのですが、胃が痛かったり、ムカムカしたり、異常な食欲が出たりして怖くなり、別の種類の薬に変更したりしてしていたので、調整期間のようなものでした。

手術後も、抗がん剤治療をスタートするまでに、また短い期間飲みましたが、手術後の痛みや、精神的なストレスなどもあり、これがホルモン治療による副作用かどうかの判別がつかなかったので、

抗がん剤治療後の2016年9月からの状況を書かせていただければと思います。

ホルモン治療に関する情報は、下記の記事もよろしければご覧になってくださいね。

乳癌 ホルモン剤の合う、合わないについて

乳癌 ホルモン治療の薬剤名とかかる費用(1ヶ月、年間、5年、10年)について

2017年8月末に終えた抗がん剤治療の後は、ホルモン剤をまた飲み始めた頃ですが、2017年の年明けまで、まずは、だるくてだるくてしょうがなかったです。

朝、朝食を作って、子供を保育園へ送迎した後は、一旦自宅に戻って、お昼くらいまで寝ていました。

ひたすら眠くて眠くて、違う病気にかかってしまったのではないか、と不安になるほどでした。

これは抗がん剤治療による副作用なのかもしれません。

そして、その時期は、手のこわばりや、足の親指のしびれ(足の指に関しては抗がん剤の副作用なのだと思います)、ひざや足首の関節がギシギシするようで、特に階段の下りる動作で痛みがある、などがありましたが、

手のこわばりに関しては、朝起きて、朝食を作ったり、子供の準備をしたりと、他のことに気がとられていると、午前中の間に自然と気にならなくなり、スムーズに動くようになりました。

ひざの痛みに関しては、出産後も異常なひざの痛みに悩まされたことがあり、整骨院へ行っても治らなかった痛みが、出産して1年経ち授乳を止めた後くらいから、ふっと、自然に治ってしまったという経緯があったのですが、

その際、この痛みは女性ホルモンの影響なのでは、と聞いたことがあったので、今回もホルモン治療による、女性ホルモンに影響されていたのではと思います。

この膝の痛みに関しても、2017年の年明けくらいまでに落ち着き、半年後の3月にはすっかり無くなっていました。

あとは、ホルモン治療の副作用として症例が多い、ホットフラッシュに関してですが、

私の場合は、ちょっとした立ちくらみはありましたが、急激に汗を噴き出すようことや、寝ている時の異常な発汗などが無かったことには、本当に助かりました。

ただし、偏頭痛は夏くらいまで頻繁におきました。

身体の疲れがあった時、紫外線によって目が疲れた時、急に天候が悪くなって気圧が急激に下がった時、生理の前後、などに頭痛は発生することが多く、最近ではなんとなく予想が出来るようになりました。

頭痛に関しては、下記記事で対処方法をご紹介しておりますので、よろしければご参考にしてみてくださいね。

頭痛軽減に効果があったと思われるのは、やはり黒にんにくと、屋久島春ウコン水素サプリのような気がします。

全て、血液をさらさらにする効果があるので、肩や首筋、頭の血流をよくしてくれているのだと思いますよ♪

“がん抑制にウコン…抗がん剤と遜色なく”ですって!読売新聞のニュースより

乳癌 ホルモン治療の頭痛を予測してくれる神アプリ!

頭痛&肩こりに効く!その名も「土管のおやじ」

ダントツの抗がん力!黒にんにくのパワー!

あとは、これはホルモン治療をスタートしてすぐに感じましたが、目の疲れが酷くて、目のかすみや、視力低下がありました。

運転していても、自分で目を“開けている!”と意識しないと、見えづらい位でしたので、細心の注意を払って運転していましたよ。

しかし、1年経った今では、本も読めるようになりましたし、ほとんど気にならないレベルにまで落ち着きました。

目の疲れに関する対策としては、今の時期(冬)は、紫外線量もだいぶ減ってきていると思いますが、サングラスは効果があると思いますので、直射日光で気になる際は、サングラスで予防されることをおすすめします。

私の体験でも、サングラスをうっかり忘れた日などは、夕方くらいからテキメンに、ズキズキ頭痛がはじまるので、「ああ、目が疲れているんだな~」とわかりました。

今では、車の中にも置きっぱなしにしていまして、サングラスは手放せません。

それから、ホルモン治療で、肌の代謝も悪くなっているせいか、うっかり頬にシミをつくってしまいましたので、紫外線の強い季節は、帽子や、日焼け防止用のストールも必須だと思います。

あとは、ホルモン治療で私が最も悩んだのは、皮膚の乾燥です!

元々子供の頃には、手や、腕の関節などにアトピーが出たりして肌が弱く、大人になってからも、体調が悪いと、口元や首が荒れたり、手荒れで悩まされたりしていました。

しかし、身体(背中やお尻、ふとももなど)の乾燥に悩まされたのは、今回初めてで、スキンケアのほかに、ボディケアにも、十分に気を使わないといけなくなってしまいました。

お風呂あがりにボディークリーム、もしくは、ボディーオイルを気になる部分にさらっと塗っておくくらいではダメで、セラミドサプリもしっかり飲み、

お風呂あがりは全身くまなく、たっぷりとボディークリームを塗り、寝る直前には、お尻と背中にワセリンを塗り足します。

日中でも痒みが出てきたときは、すぐにワセリンを塗ることで、今年はまだ乾燥によるトラブルが最小限で済んでいます。
(しかし、ムズムズした痒みが少しあり、危ない状態です…)

 

ボディークリームは、ジョンソンのすこやかナチュラルローションを愛用しています。

子供が赤ちゃんの時から愛用していたものなので、かれこれ7年くらい、我が家のお肌のお守りアイテムとして活躍してくれているでしょうか。

敏感な時や、少々湿疹やただれがあった時も、かゆくなったり酷くなったりすることなく、適度なうるおいを補給し、バリアしてくれるとてもいいローションです。

キュレルや、ニベアのシリーズなどでは絶対にダメです…結局これに戻ってきてしまいます!

そして、最近Amazonで評価が高かったので、買ってみて凄くよかったのが、サンホワイトという敏感肌保湿用のワセリンです。

病院で処方してもらうまでもなく、たっぷりと使えるので、お尻や背中などにもバンバン使っています。

病院のものよりも、べたべたせず、使いやすいかもしれません。

子供が口の周りが荒れてしまったな~なんて時なども、このワセリンをぬると、1日しっとりと、汚れやほこりから守ってくれるようで、炎症が治まります。

右のグリーンのボトルは、ジョンソンベビー すこやかナチュラルローション、左の白いボトルは、サンホワイトというワセリンです。

 

 

そして、今年の初め(1月~2月頃)の手荒れにおいては、指だけではなく、手のひらにまで水泡が出てしまい、

それが破れてぐちゅぐちゅと膿みを持ち、乾燥するとさけたようになって、洗顔や、洗髪などでも痛いくらいのレベルになってしまいました。

乳癌のホルモン治療による手荒れが酷い!

乳癌 ホルモン治療中の手荒れの原因がカビでした…

絆創膏も、10本の指全部に貼りたいくらいで、加えて、手の甲にもいくつも貼るような、見た目も最悪な状態でした。

最初は、ハンドクリーム+おやすみ手袋などをして寝ていましたが、夜中にかきむしるほどに痒くなり、感染症も併発していたようです。

殺菌性のある石鹸と、ニゾラールクリームを使い、少し症状が落ち着いた頃に夏をむかえて、炎症も徐々に落ち着き、

今年の秋、また少し荒れてきたので、皮膚科で出していただいたステロイドをぬると、すっかりよくなり、絆創膏がなくてもなんとかなる状態にまで回復しました!

手荒れでついにステロイドへ手を出してしまいました…やっぱり効いた!

今も、少し手先に“ひび割れ”が出来たりしますが、夜その個所だけクリームをぬって、絆創膏を貼って寝たり、水ばんそうこうをぬったりすることで、十分しのげています。

この手荒れは、本当~~~に悩んでいたので、炎症が治まってほっとしました…!

そして、最近ネットの記事で見て、「これってもしかして、ホルモン治療による副作用だったの?」と気がついたのが、デリケートゾーンの痒みです。

生理中にナプキンでかぶれるようになってしまったんです。
(ホルモン治療前には、ほとんど経験がなかったのですが)

背中や、おしりの肌の乾燥&痒みの延長線で、同じく乾燥しているのか?

常に清潔にするよう気を配っていますが、病院にも行きにくいし、ひどくならないように気をつけています。

あと、顔のお肌に関しては、お陰様で今年の夏くらいからはトラブルも無く、だいぶ落ち着きました。

スキンケアは、イナータスを中心に使い、日焼け止めは、紫外線吸収剤で反応しトラブルを発症してしまうことがわかったので、

紫外線吸収剤がない日焼け止めを使って、保湿を心がけ、十分に気をつけるようにしています。

やっと見つけた…ホルモン治療中の敏感肌用おすすめ日焼け止め

あとは、頬に作ってしまった、もやっとした“しみ”を、ハイドロキノンのクリームで薄くすべく、今、頑張ってお手入れしているところです!

(ハイドロノンが効きましたら、またレポートさせていただきますね!)

ホルモン治療の副作用の現れ方の変化について

ホルモン治療の副作用については、飲み始めてから半年くらいは、色々な副作用が出ていましたが、半年をすぎたくらいから徐々に落ち着き、1年をすぎた今では、気にならないレベルにまで落ち着くことができました。

色々なサプリや、スキンケアを試した結果、それが功を奏しているのもあると思います。

抗がん剤の毒素が徐々に抜けて、精神的に落ち着いたこともあるでしょうね。

ホルモン治療は、5年続けるか?10年続けるか?

今年の3月くらいまでは、

「もうホルモン治療を止めてしまおうか」とか、

「5年、10年なんて絶対無理~~!」

と涙目になっていましたが、1年経った今では、最低でも5年は、頑張って続ける気力が出てきましたよ!

10年続けるかは、5年目の老け具合によりますでしょうか。

やはり、女性ホルモンを抑えていると、肌のハリが違うし、潤いも無くなるので、まめにメンテナンスをしていないと、一気に老けこんでしまうような気がします。

肌のハリというところでは、目の下の部分と、法令線にテキメンにきました。

親友に「正直に教えて!」といって、私の老け具合を話してもらって、やっぱり5年後にぐっと老けたと言われれば、止めてしまうかもしれませんし、

再発の怖さがあり、兆候もあるようだったら、10年間、きちんと飲むかもしれません。

女性ホルモンが少ないことにも慣れて、別にあと5年飲んだって構わないわ!と思っているかもしれませんし、この5年間の老けっぷりに落胆しているかもしれません。

全摘手術を受ける前もそうでしたが、手術前は「絶対に手術は嫌だ!」と頑なに思っていましたが、

手術を受けた今では、再建した胸にも慣れましたし、その胸を見て、「よく私ここまで頑張ったな~」と思えるようになりましたので、

5年後には、そんなにホルモン治療を続けることに、恐れないかもしれないですね!

でも、40歳からは、お手入れをしている人と、していない人では、歴然とした差が出ると聞きましたので、諦めないでメンテナンスはしていかなきゃなぁ、と思っています。

一番は、沢山遊んで、感動して、笑って過ごして、ストレスをためないことですよね♪

明日からの残り1ヶ月、お互い頑張りましょう!


最後までお読み頂きありがとうございました♪
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