この季節、身体が冷えてしまっては、癌細胞を活性化させてしまいますので、なるべく身体を冷やさないよう、気をつけていらっしゃることと思います。
だからこそ、乳癌の手術を受けた後に、療養で温泉にでも行きたいな~と思っても、人目が気になって遠慮してしまうこと、ありますよね。
私の場合は、子供がまだ小さかったので、物理的に行けませんでしたが、乳癌の手術後、傷の具合が落ち着いたら、今までの頑張りを労う意味でも、静かな宿でゆっくり療養したいな…と思いましたね。
こんな↓自然に囲まれた温泉で、ふぅ~っと深い深呼吸をしながら、今までの人生を回想し、気持ちを新たにしたいものです。
そんな時に重宝する、乳癌専用のバスタイムカバー(温泉入浴着)というものがあることを、私は今日の今日まで知りませんでした!
さっき偶然ネットで見つけ、私が全摘手術後にもしこの商品を知ってたら、もう少し早く温泉デビュー出来てたかな…なんて、少々悔しい思いをしましたよ!
実際私が購入していないのに、紹介させていただくのもどうかとも思いましたが、
術後に気持ちが塞いでいるような方がいらっしゃったら、是非この商品を知っていただき、温泉や旅行などを楽しんでいただきたいなと思いましたので、情報として書かせていただきますね。
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バスタイムカバー(温泉入浴着)とは?
バスタイムカバーとは、乳がん・腫瘍等の皮膚に重大な傷跡の残る手術を受けた方々が、同浴者の目を気にすることなく入浴が楽しめるように、傷跡をカバーするために開発・製造された専用の入浴用肌着だそうで、
平成23年1月、厚生労働省・国土交通省・総務省でその公共性を認められ、全国の温泉、温浴施設で着用が認められているのだそうです。
下記のポスターの掲示のような活動が支持され、各自治体、温泉施設などの協力のもと、全国に広がっているのだそうですよ。

このポスターが貼ってあると安心して使えますね。どんどん増えて欲しいです!
私も、全摘手術の後、エキスパンダーを入れている間、特に最後の方では、胸がパンパンになるくらい皮膚を伸ばすことが必要で、
明らかに違和感のある膨らみだったので、温泉は行きたいけどちょっとな…と思って我慢していた時期がありました。
私の場合は、内視鏡手術でしたので、幸い大きな傷はありませんでしたが、乳首と乳輪の半分をとることになってしまったので、その部分を塗った傷は痛々しく、胸もボールみたいな膨らみだったので、異様な姿だったんです。
子供と一緒にお風呂や、温泉に行ったとしても、他の小さなお子さんから、指を指されるかもしれないことが、正直怖かったですね!
プールや温泉デビューしたのは、シリコンインプラントに差し替えた再建手術が終わり、乳輪をタトゥーで入れた、去年の夏頃だったでしょうか。
もし、この商品を知っていたら、もうちょっと早く温泉デビューしてたかもと思いますね!
(あ!でも私の場合は、抗がん剤で髪が無かったから、そのハードルもあったわ…)
このバスタイムカバー、右側を手術された方用、左側を手術された方用がそれぞれありまして、サイズも4サイズあるそうです。
湯上がり時、バスタオルで拭くだけで表面はほとんど乾くようで、上から浴衣やシャツを着ることができるそうですよ。
一度も、手術痕を人に見られることなく過ごせるのは、心強いですね!
「ジムの帰りにお風呂に入っていきたい」とか、
私と同じように「子供がプールに行きたいというので付き合わなければならない」とか、
温泉旅行などの予定を控えていらっしゃる方は、是非チェックしてみてくださいね♪
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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