抗がん剤治療を受ける際のウィッグを選ぶ際、一番気になるのは、なんといっても自然に見えるかどうか?
以前の記事で、ウィッグを購入する際の私の心境などを書かせていただきましたが、
実際つけて何ヶ月か生活するまでは、
「分け目は大丈夫?」
「艶がありすぎて不自然じゃないかしら?」などと、かなり人目が気になりました。
あと、購入をする際に気になったのは、日々のお手入れのことです。
もう大分暑くなってきましたが、これから真夏ともなれば、蒸れて毎日でも洗いたくなりますよね。
でも、我が家の場合は、子供がまだ小さいので、ゆっくり洗っている時間もありません。(自分の身体だってゆっくりは洗っていられない)
それに、洗うたび劣化していくんじゃないかと心配でしたし、特に人毛で何十万ともすれば、洗い方の失敗は出来ません。
また、洗い替え用にもう1つ!なんてそう気軽にはスペアを買えませんよね。
その点、私が購入したウィッグは、価格も一万円弱の人工毛のものでしたが、お手入れが非常に楽で、つけたときの自然さと、通気性のよさには、とても助かりました!
艶に関しても、人毛に比べたら、少々不自然さがあるとは言われていますが、ウィッグだと言われてみなければ、わからない程度のもので、
1年ほどウィッグをつけてみて、人工毛のウィッグを選んだことは、コストパフォーマンス的にも、いい選択だったと思います!
これからウィッグを用意しなくてはならない方のために、まとめてみましたので、ご参考にしてください。
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人毛のメリット デメリット
人毛のメリットいえば、なんといっても、髪の艶の自然さでしょうか。
しかし、人間の髪の毛と同様、スタイルが一定にキープは出来ません。
コテやカーラーなども利用できますが、どうしても、スタイリングに時間がかかってしまいます。
また、洗った後も、ブローして乾かして、ウィッグスタンドの上でスタイリングしておかないと、朝起きていざつけよう!と思っても、ヘアスタイルが決まりません。
高価な割には、お手入れには十分な時間と手間が必要です。
人工毛(ファイバー)のメリット デメリット
その点、人工毛(ファイバー)の場合は、人毛に比べて絡まりやすいなどと聞いていましたし、髪が抜けるんじゃないかと、恐る恐る洗っていましたが、
私が利用したウィッグは、髪はほとんど抜けませんでした。
また、絡まっても、手ぐしでほどくことが出来ますし、ブラシも専用のものを使えばまったく問題ありません。
かなり雑に洗っても、乾けばハイ!もと通り!
抗がん剤の副作用などで具合が悪いときに、このお手入れの楽さには、とっても救われましたよ~!
お風呂の洗面器にシャンプー剤を入れ、そこにウィッグを浸せてささっとゆすり、シャワーでシャンプー材を洗い流して終わり。
購入した当初は、戦々恐々と、髪が抜けないように、崩れないようにと、気を使っていましたが、
髪も抜けないし、形も崩れないし、かなり丈夫なので、
今では、お風呂に入った際に、一緒にさっと洗って、タオルドライした後、
大き目のタオルの上に、ウィッグスタンドを置き、しずくで床が濡れないようにすれば、翌朝にはすっかり乾いています。
髪がぐちゃぐちゃだったとしても、朝になって乾いてから、専用のブラシとかせば、すっかり元のヘアスタイルに戻りますよ!

人工毛ウィッグでも、つむじ部分が、かなり自然です!
元々の髪が少々くせっ毛だった場合は、既にニュアンスカールのウィッグを選んでおくといいと思います。
私自身、自分の髪だった際は、雨の日など、なかなか決まらなかったヘアスタイルが、ウィッグだとあっという間に身支度終了!スタイリングがとっても楽です!
ちなみに、人工毛のウィッグであっても、私がいくつもウィッグを購入したウィッグ・エクステ@Linea-Storia の商品の場合は、
160~180度くらいに設定したヘア アイロンが使えますので、ちょっとしたニュアンスの変更も可能です。
少々艶がありすぎて、不自然な部分は、制汗スプレー(それも8×4がおすすめ!)をかければ、艶が大分抑えられますので、試してみてくださいね。
以上の理由から、何十万をかけて、人毛のウィッグを買わなくても
なんとかなったよ~というお話でした!
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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