再建手術でシリコンインプラントを入れてから、1か月以上が経ち、
胸の脇や胸の上部のあたりに、波打つような感触が出てきました。
脇ならまだしも、胸の中心よりの上に、なんとなくゆる~い皺ぽいものがあるのです。
寒くて胸が縮んでいるのかな?とも思いましたが、
このまま放っておいてひどくなったら嫌だなと、少々気になります。
この状態が何なのか、本やネットで検索してみたところ、リップリングという、インプラントの縁に出来るしわのようでした。
私が入れていただいた、コヒーシブシリコン特有のものなのか?これ以上増えないよう、自分で予防出来るものなのか?と思い調べてみたところ、
がん研有明病院の形成外科のサイトに行きつきました。
Chapter.3:乳房再建の方法というページの中で、下記のような記述が見つかり、私もマッサージをした方がいいのかしら…と、かなり気になってきてしまいました!
シリコン・インプラントは人体にとってはあくまでも異物であるため、インプラントを挿入してしばらくたつとインプラントの周りには皮膜(ひまく)といってうすいカプセルのようなものができてきます。
そして何もせずに放っておくと、この皮膜はだんだん縮こまってきてしまうため、せっかくいい形で入っていたインプラントがだんだん変形してきてしまうことがあります。
そのため、インプラントの手術を選んだ場合には皮膜拘縮(ひまくこうしゅく:ひまくがちぢまってしまうこと)をおこさないように主治医の指導のもとでマッサージをおこなわなければいけません。
私のも、もしかして皮膜拘縮?と、不安になり、早速ブレストサージャリークリニックに電話して、担当の看護婦さんに相談してみたところ、
私の場合は、9か月をかけてエキスパンダーで伸ばしているため皮膜拘縮とは考えられず、リップリングというものだと、教えていただきました。
皮膜拘縮ではないため、マッサージをしても意味がありません。
私の場合は全摘の際にごっそり脂肪も取っているのと、主にやせ形(私はさほど痩せてはいませんが)の方は、どうしてもこのリップリングが出てしまうことが多いそうです。
あと、再建直後は“腫れ”があったので、健側に比べて、再建した胸が大きく感じられましたが、
最近では腫れやむくみも落ち着き、サイズも小さくなってきたので、そのせいでリップリングが出現してきてしまったようです。
ブラをするなど、下から持ち上げればこの皺は消えてしまいますので、これでよし!としてもいいのですが、気になる方は、お腹の脂肪を使った脂肪幹細胞を注入するなどの処置をとるそうです。
両方の胸のサイズがそろってきたと思ったら、色々問題が出てくるのものですね…。
私の場合は、第三者である看護婦さんから見て、気になるレベルのものなのか、脂肪幹細胞を注入するためには、どの程度の手間と、費用がかかるのか、3月の検診で、改めてご相談することにしました!
一時期は、健側(手術していない方の胸)を豊胸しようかなども考えていましたが、こちらの脂肪幹細胞で、よりなめらかで、綺麗な胸にする方にお金をかける方がいいかもしれませんね。
ちなみに、がん研有明病院のサイトを見ると、再建手術の方法について下記のように記述をされていました。
(2017年2月16日時点)
⇒最短って??ちなみに私の場合は日帰りでした。日帰りでもまったく問題なかったです。
●現段階ではシリコン・インプラントを用いた乳房再建手術は健康保険の適応外ですべて自費
⇒この情報は古いですよね。古いままWEBサイトに載せ続けているのかもしれません。
●エキスパンダーを入れてから、シリコンインプラントに入れ替える時期は3~6ヶ月後
⇒ブレストサージャリーでは、綺麗にシリコンに入れ替えるためには、最低8ヶ月エキスパンダーを入れ、十分に皮膚を伸ばす必要があると教えていただきましたので、こちらの病院の期間は、少々短めです。
ちなみに、がん研有明病院では2008年以降より乳房のサイズが小さい方(B cup以下くらい)にはティッシュエキスパンダーを入れることを省略し、直接インプラントを挿入する方法を行っているそうです。
だから、皮膜拘縮が発生するから、マッサージが必要なのね。
・・・と、このように、再建手術する病院によって、やり方がだいぶ違うようです。
再建については、日々状況や技術が進歩するので、選んだ病院によっては、仕上がりが変わってきてしまうのかもしれません。
皆さまも、どうぞ色々調べられて、いい病院を選ばれますように。
私の綺麗な胸にするための情報収集は、まだまだ続きそうです…!
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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