過去の日記を読み返していて、ふと思い出したことがあります。
乳癌の手術をする前、私は2ヶ月近く半断食で体質改善と、癌の縮小を目指していた時期がありました。
その時辛かったのは、糖分が一切取れなかったこと!
ヘルシーで身体に良いと思われる、煮魚や肉じゃがなどの和食でさえ、砂糖が入っているので食べられませんでした。
毎日、塩や醤油、酢だけの味付けの生野菜を食べながら、甘いものが食べたい、普通のご飯が食べたい、と念仏のように頭の中で繰り返していました。
そして、半断食を終えた後は、まず一番最初に食べたくてしょうがなかったのが、意外や意外!甘いものの前にナッツ類でした。
普段はお酒のおつまみとしても食べませんし、柿ピーでもピーナッツがあまるタイプ。
以前は全くナッツに全く興味がなかったのに、それはそれは恐ろしいほどナッツに執着し、カルディなどで売っている大容量ナッツを買ってきて、握りこぶし2つ分くらいをお皿に取りわけて、リスのようにバリバリ食べていました。
おそらく、たんぱく質やミネラルが不足してしまっていて、身体が要求していたのでしょう。
人生において、こんなにナッツを食べたのはこの時が初めてです!
その後は、無農薬の野菜や果物を取り寄せ、朝はりんごと人参の生搾りジュースにフラックスオイルを少し混ぜた飲み物のみ。
昼と夜は普通の健康的な食事に戻していました。
しかし、癌には甘いものが悪いと知っていたのに我慢出来ず、お友達と外出先でお茶する際には、ケーキなどを食べてしまっていました。
メニューや、ガラスのケースに入っているフルーツたっぷりのケーキを見ると、もう我慢が出来ないのです!
飢餓状態というか、もうよく考えられないうちに、頼んでしまっているのです…!
昔、伊集院光さんが、「ダイエット中に、夜中意識もないうちに冷蔵庫を開けていた」と聞いて笑っていましたが、その時ばかりは、人のことを笑っていられないような状態でした。
入院の荷物にも少しチョコレートを持っていったほどです。
しかし、乳癌の全摘手術の後は、なんと、不思議なくらいまったく甘いものが食べたくなくなったんです!
あれほど甘い物に目がなかった私が、お腹いっぱいだと、甘い物は食べられませんでした。
乳癌と発覚する前は、毎日身体がだるくてだるくて、
“甘酒は飲む点滴”なんて言葉を聞いたのをいいことに、ネットで取り寄せ、コップ一杯をさらりと飲んでいました。
今は子供と一緒の時にアイスクリームなどは食べますが、そこまで甘いものに執着しなくなりました。
思い返してみると、癌の腫瘍は、生き延びるために甘いものを脳を使って要求していたのではないか?ということです。
完全にコントロールされていた気がするんです!
癌を縮小させるために、高濃度ビタミン点滴なども試してきた私ですが、
近い将来、脳をコントロールして糖分を制御できる治療法が出来たなら、是非試したい!
こんな私のようなタイプでも、食事療法などで腫瘍を小さくすることが出来るんじゃないか?と思いました。
ただし、1年以上の時間と食事節制が必要だということは、身をもって体験しましたが…。
こういった経験は、皆さんありますか?
私って、ただの甘党??(笑)
最後までお読み頂きありがとうございました♪
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